注意 遺跡名の数字は、本来の遺跡名称ではローマ数字ですが、便宜上アラビア数字に変更しています。
遺跡の紹介
1地理的環境
吉野川下流域に位置する板野郡板野町は、吉野川氾濫の沖積平野と阿讃山脈の400m級の山々が東西に並ぶ山地部で形成されています。町の南側約1/3を占める平野部の多くは湿地帯となっています。北側の約2/3は山地部で、尾根の間に黒谷川、犬伏谷川、松谷川などの小さな川がたくさんあります。しかしこれらの川は降雨期にしか流れが見られず、山間部には灌漑用の人工池が多くあります。
蓮華谷古墳群2は、南東にのびる尾根の標高17〜27mの地点にあります。
2遺跡の概要
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| 蓮華谷古墳群2 地形測量図および遺構配置図 |
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| 調査前風景 |
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| 遺跡遠景 |
蓮華谷古墳群2では、発掘の調査区外北側に竪穴式石室と思われる石材が露出した円墳が確認されており、これを1号墳としました。以下北側より順に2号墳、3号墳、4号墳、5号墳、6号墳、7号墳としました。その他では石室墓、土壙墓が検出されました。2号墳は弥生時代が終わって古墳時代に移り変わっていく時期、その他の古墳や墓は古墳時代の後期に属することが分かりました。
板野町は、重要な遺跡の宝庫であるにもかかわらず、交通の便の良さや中央構造線による破砕帯の土砂が多いことなどが災いして、山々で開発や土取が盛んに行われた結果、残念ながらその存在が知られないままに破壊された古墳も数多くあります。そのような状況で、蓮華谷遺跡群2では、板野町を含めた阿讃山麓地域の古墳時代の様相を明らかにしていく上で、重要な資料となりました。
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| 現地説明会の様子 |
遺跡のデータ
| 遺跡名 | 蓮華谷古墳群2 | |
| れんげだにこふんぐんに | ||
| 所在地 | 徳島県板野郡板野町犬伏字蓮華谷108-3 | |
| とくしまけんいたのぐんいたのちょういぬぶしあざれんげだに108-3 | ||
| 北緯 | 340818 | |
| 東経 | 1342647 | |
| 調査期間 | 19900611-19991004 | |
| 調査面積(u) | 1220 | |
| 調査原因 | 四国縦貫自動車道建設に伴う発掘調査 | |
| 遺跡概要 | ||
| 遺跡の種別 | 古墳群 | |
| 主な時代 | 古墳前期/古墳後期 | |
| 遺構 | 古墳前期-粘土槨1/古墳後期-横穴式石室4+現存しない古墳石室1+石室墓1+土壙墓 | |
| 遺物 | 銅鏡+鉄器+装身具+須恵器 | |
| 特記事項 | ||
| 報告書 | 書名 | 蓮華古墳群2・蓮華池遺跡1 |
| 副書名 | 四国縦貫自動車道建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告4 | |
| シリーズ名 | 徳島県埋蔵文化財センター調査報告書第4集 | |
| 発行 | 徳島県教育委員会 財団法人徳島県埋蔵文化財センター 日本道路公団 |
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