6号墳は標高約18〜19mに位置します。北側には墳丘をほぼ半周する周溝を有し、南東方向に開口する横穴式石室を主体部に持ちます。墳丘盛土は流出や削平によって全く残存しておらず、墳形や墳丘規模については、周溝や排水溝から直径6〜7m程度の円墳と考えられます。
7号墳は、6号墳の南側にあったと推定される古墳です。調査時には残存長約6m、幅60c、深さ10cmの周溝が残っているのみでした。主体部があったと推定される場所の表土直下から須恵器やガラス玉が採集されました。
6号墳の排水溝が7号墳を避けるように構築されていることから、7号墳が先に作られたと考えることができます。
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| 6号墳(一番奥) |
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| 6号墳主体部 |
6号墳の石室の掘り方は、長さ3.6m、幅2m、残存する深さ約30cmの隅丸長方形です。
主体部には南東方向に開口する横穴式石室が構築されています。石室内法幅は約1mで、長さは約2.5m程度と推定されます。壁はその多くの石材が欠いていました。 羨道部分には排水溝が作られ、玄室と比べて良好な状態で残存していました。
石室からつながる排水溝には関係に近い須恵器が多く出土しており、その出土状況から何らかの祭祀的意味を持っていると推定できます。
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| 主体部検出状況 |
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| 排水溝の出土遺物 |
6号墳、7号墳では装身具と須恵器が出土しました。
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| 装身具実測図 |
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