主要な出土遺物は、ナイフ形石器25点、スクレイパー5点、楔(くさび)形石器2点と、製品の素材となる翼状剥片石核4点、翼状剥片11点、剥片115点等で、そのほとんどはサヌカイトを素材とするものでした。
日吉谷遺跡の出土石器群の石器組成は、素材に全て翼状剥片を用い、国府型ナイフ形石器を主体としています。
注目されるのは、旧石器時代の出土遺物が、半径5mの範囲(平面)内に集中し、その中でも、半径2mの範囲で集中的に出土しひとつのブロックを形成していることです。(ブロックとは、旧石器時代の石器が遺跡の中で集中的に出土する場所のことで、石器を作ったり生活をした場所と考えられています。)
| 旧石器遺物出土状況図・垂直分布図 本図は、旧石器時代の遺物を器種別に平面分布および垂直分布を表しています。遺物は半径2m以内の範囲内で集中的に出土し、ひとつのブロックを形成しています。石器は完成品に近いものもあれば加工途中のものや素材に近い状態ものが混在しています。、この場所で石器が制作されていたことが推定できます。 |
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| 旧石器時代の遺物の出土状況 | |
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| 日吉谷遺跡出土ナイフ形石器 (徳島県立埋蔵文化財総合センター展示室で常時展示中) |
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| 出土石器実測図 | |
時代ごとの特徴