カネガ谷遺跡

カネガ谷遺跡現地説明会について

  1. 日時  平成13年2月3日 土曜日
  2. 場所  徳島県鳴門市大麻町萩原字カネガ谷
  3. 遺跡の内容  弥生時代後期の高地性集落

現地説明会には、430人の方が参加されました。多数の来場ありがとうございます。

遺跡遠景 南から
藍住町勝瑞館跡付近から望む

(写真中央ブルーシートで覆われている部分)
遺跡遠景 南東から
調査地点と、南側を流れる旧吉野川

(写真中央ブルーシートで覆われている部分)

遺跡の立地
 カネガ谷遺跡は鳴門市大麻町萩原字カネガ谷に所在するの標高110m前後の尾根上に営まれた弥生時代後期初頭の高地性集落です。段状遺構や竪穴住居跡・焼土坑などが検出されました。麓からの高さは約100mになります。
 
調査地点全景、南に広がる徳島平野を一望。

段状遺構
 竪穴住居群を囲むように、調査区西側および南側斜面で延長約170mが検出されました。高さ約5m、平坦面約5mの「L」字状に斜面を大規模にカットして作られた防御施設と考えられます。
集落を取り囲む段状遺構。ここから、弥生の小型倣製鏡が出土しました。


竪穴住居跡
西側斜面で出土した竪穴住居群
西側斜面において石器製作跡を含む計11軒の竪穴住居跡を検出しました。


主な出土品

弥生小形倣製鏡(内行花文放射線状文鏡)
 調査区北西部の段状遺構基底面より出土しました。直径6.1cm。重量30.4g。朝鮮半島からの舶載品と思われます。類例はなく、全国初の出土例です。



袋状鉄斧
 全長11.0p。刃部幅5.5p。現状で重量279.5gの鍛造鉄斧です。鋳造鉄斧と見まがう精巧な作りをしています。
調査中につき資料の転載はご遠慮願います。
トップへもとのページに戻る