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1古代探検
地面の下には、村や町もあれば田や畑もあり、その当時の人々が使っていた道具や動物の骨なども埋まっています。これらをまとめて、埋蔵文化財とよんでいます。
埋蔵文化財は、文字による記録もない、誰も見たこともない大昔の人々の暮らしや、歴史を知るために大切なものです。 |
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2遺跡を探す
どうして遺跡があることがわかったのでしょうか?
遺跡を探す方法の一つに、田んぼや山の中を歩いて、土器や石器が落ちていないかどうか調べる方法があります。分布調査とよばれます。この調査はおもに、草が枯れ地面が見えやすくなる冬に行います。冷たい北風の中遺跡を探して何ケ月も歩き続けることもあります。
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3遺跡を調べる
分布調査で、土器や石器が拾えたところは、遺跡のある可能性が高いので、実際に地面に穴をあけて土の堆積の様子を調べます。
地面からどれくらい下に、いつ頃の時代のどんな遺跡がどのあたりまで広がっているのかなどを確かめます。 |
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4遺跡を掘る
ここではどのように発掘調査が進められていくのか見てみましょう。いよいよ歴史の旅が始まります。
最初に登場するのは、遺跡のあるところまで一気に掘り下げるパワーショベルです。それと同時に、遺跡のそばに調査のための事務所を建てたり、道具をそろえたりと旅の準備があわただしく整えられます。 |
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5過去へ
昔に近づくと、土の中から土器や右器が少しずつ見つかるようになります。今度は注意深く地面を削り、生活の跡を探します。地面を削るたびに柱の穴が見つかり、やがてその柱がきれいに並び建物跡が姿を現し、昔の村の様子が目の前に広がります。まもなく過去へ到着です。いったいどんな出来事が待ちかまえているのでしょうか? |
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6暮らしのあとを掘る
ここはどうやら弥生時代の村のまん中のようです。ほら、大きな丸い形は、家(竪穴住居)の跡です。あぜのように残してあるのは、土がどのように埋まっていったのかを観察するためです。
つい昨日まで人が住んでいたかのように、2000年以上も前のあの日の姿を探して、慎重に作業は続きます。ここでどんな暮らしをしていたのでしょう。 |
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7記録に残す
私たちは、家を建てたり、道路をつくるためにやむをえず遺跡が壊されてしまう場合に、前もって発掘調査を行います。
調査で見つかった土器や暮らしのあとは、できるだけ正確に細かく記録します。開発や調査健により、遺跡はもう二度と元の姿に戻ることはありませんが、図面の上に歴史が永遠に残ります。 |
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8遺跡の見学会
調査によって発見された土器や新しい事実などを、一人でも多くの人に知ってもらうために、遺跡の見学会を開いたり、現地説明会を行ったりしています。実際に昔の人が暮らしていた場所で、当時の人々が残したものに触れることで、身近な地域の歴史を体で感じることができるのではないでしょうか。そこには、昔の村がそのままの姿で残っているのですから。 |
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9土器を洗う
ところで、発掘調査で見つかったたくさんの土器などの遺物は、調査が終わるとどうなるのでしょうか?
ちょっと現在に戻って調べてみましょう。 ここはいったいどこでしょうか?
調査が終わると、土器や図面などはすべて埋蔵文化財センターヘ運ばれます。図面は整理され、泥だらけの土器は、筆などを使ってやさしくていねいに洗われます。 |
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10土器に名前を記入する
洗った土器が乾くと、同じような土器のかけらばかりなので、迷子にならないよう一つひとつの土器に、遺跡の名前、見つかった場所や深さ、日付などを書きます。
それはそれはとても小さな文字で、土器の裏側に書くのです。 |
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11土器のかけらをくっつける
全部の土器のかけらに名前が書けると、気が遠くなるほどたくさんのかけらの中から、同じ土器のかけらを探して、もとの形に近づくようにくっつけていきます。一つの大きな土器になるまでには、かなり時間がかかります。どうしても土器の破片が見つからなかった部分は、樹脂を入れて埋め合わせます。もとの形になった土器を埋蔵文化財センターヘぜひ見学にきてください。 |
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12土器の図面を書く
土器の大きさを測って、形や文様などを正確に書き写します。実物を見なくても土器の特徴がわかるように書きます。とても神経を使う作業です。こうして書かれた図面は、やがて一冊の本にまとめられます。
埋蔵文化財センターでの整理作業は、根気のいる仕事ばかりですが、新しい発見を求めて作業は今日も続きます。 |